●AV24a-089
●バターにマークを付ける道具
●19世紀


作ったバターにオリジナル品として個性と装飾の為にマークを付ける時の型


スタンプの様に押すための持ち手がある


横から見た様子

◆このようなバターのマークの道具を作ったゆえんには
魔術的、宗教的な動機で、ここでは聖なるハートを用いることにより、バターの鮮度を保つ祈りが込められた
また、商業的な理由により、作り手の個性を発揮し、農家の誇りともなった。
こうしたバターの型は、19世紀の半ばから登場し木彫り職人が作っていた
だんだん製造者によっても作られるようになったが、裕福でない農家はジャガイモを駆使してスタンプを作っていたという記述がある
◆L-23.3 W-9.7 H-3.5アーモンド型のマーク付けも珍しい